ジャミングがうまくなるための10か条

ジャミングの仕方はyoutubeや登山本で説明されている。実際に登攀をしてみるとコツがつかめないので2,3グレードダウンして練習する。11a登れるなら10bくらい、10bなら9といったところ。それでもトップロープノーテンできれば大したもの。

ジャミングを決めるためには練習あるのみ。上級者と練習するのがよい。上級者にとって「ここはジャミングのかかりがわるい」場所を探し、トップロープで正しくジャミングできるまで練習する。

ジャミングを決める際の10か条を並べた。

岩をよく見る
岩を見なければジャミングの選択、向きが決まらない。手前か奥どちらに広がっているか。割れ目は上下どちらの幅が大きいか。割れ目はどちらに向いているか。

適切なジャミング

ハンド、フィンガー、サムロック、フィストから適切なジャミングを選ぶ。はじめは試行錯誤、慣れてくれば岩をみることでジャミングを選べる。

指先が引っかかるところを探す

指が引っかかるところを探す。つるつるだと抑えが利かない。ねじりは最後のとどめ。まずはまっすぐ入れて指がすこしでももてるところを見つける。

向きを変える

基本は体が動くように手を入れこむ。順手・逆手でかかりがかわってくるのでかかりがいまいちの時は向きをかえて調節する。

体は正面

体はいつも割れ目の真正面に位置する。レイバックだと割れ目の奥が見えない。逆もしかり割れ目が見えなくなるとジャミングは効かなくなる。

足でサポート

ジャミングに熱心なあまりわすれてしまう足のスタンス。ホールドを見つけるかクラックに足をねじ込むか。

ねじってとどめをさす

手が決まったら最後に一ひねりして、ロックをかける。

関節ではなく腹もしくは背中

指の骨をひっかけるのではなく肉がよれるようにジャミングを効かせる。

体を持ち上げた時にジャミングが効くところ

体を持ち上げた時にジャミングが効くかを確かめる。今いるところでしっかりジャミングが効いても、持ち上げて抜けるようなら意味がない。

わるいところはわるい

そうはいっても決まらない場所はある。レイバック移行か飛ばして対応。