MBOのCriteria設定について考える
MBOを設定するときに必要な項目としては以下がある。
- Objective
- ウェイト
- 評価基準
- 評価する期日
- 評価内容
- ボーナスの割合
ObjetiveはMBOで成果としてあげる仕事になる。ITでいえば"システムAの再構築", "サーバーを各支社にロールアウト"などがある。
評価基準は、Objectiveを客観的に評価するための基準である。80%〜120%位でどのように評価をするか決める。
評価する期日はMBOの設定期限である。半年に一回か、2半期に一回である。一年では長い。
評価内容およびボーナスの割合は評価するタイミングで入力する。
さて評価基準であるが、この値を決めることがMBOを設定する難関である。簡単な項目であれば、本人も成長しないし、会社としても全体計画に支障が出てくる。逆に難しければある程度結果を出したにもかかわらず、大した結果を出していない人よりも成果が低いという本末転倒な結果となる。
評価基準を設定するプロセスは以下のようになる。
- Objectiveを達成するためのゴールを明確にする
- 現状を明確にする
- 現状→ゴールまでのプロセスを明らかにする
- プロセスごとにその達成基準を数値化する
- そのプロセスに対してMBOの評価基準を割り振る