NECにおける事業部の成績
事業部全体の営業利益率は海外の会社に比べれば低いが、日本の会社としてはそれ悪くない(5%越え)
パーソナルソリューションは営業利益率が1.8%とかなり低く、赤字転落の可能性もある。
キャリアネットワーク事業部は8.4%と他の事業部の中ではダントツに成績がよい。また売上高も大きくキャッシュカウといえる。
プラットフォーム事業部は売上高・営業利益率ともに低い。営業プロセスのどこに問題があるかを確認する。
消去・配賦不能費用がキャッシュフローの大部分を使い切っている感じ。詳細に調べたところ以下のような記述があった。
http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&ved=0CFAQFjAA&url=http%3A%2F%2Fwww.nec.co.jp%2Fir%2Fja%2Fpdf%2Flibrary%2F110728%2F110728_02.pdf&ei=yvUQUJC1FM3MtAbU1oDoAQ&usg=AFQjCNHEjudtfpgcGponbvly4UF1p7ZIaw&sig2=3-jT-LhG6E3XriQZGsAXJQ
前年と比べて消去・配賦不能費用が増えている理由を教えてください。
消去・配賦不能費用には、これから全社で立ち上げるプロジェクトなどへの戦略
的費用が入っています。主なものとして、新事業の立ち上げ
新事業について探ってみる。中長期計画では3つの柱がある。
株主・投資家情報 | NEC
1つめは、NECが長年にわたって培ってきたITとネットワーク双方の技術を融合した「C&Cクラウド事業の拡大」です。
2つめは、海外2万社を超えるNECグループの顧客基盤を活用した「海外事業の拡大」です。
3つめは、NECグループが持つ技術や製品などの様々な資産を最大限に活用した、One NECとしての「新規事業の創出」です。
C&Cクラウド事業の妥当性
- 2012年度に1兆円の売上高を成し遂げる
現在のクラウドの市場規模が1000億円程度でどうやって1兆円?
事業の妥当性
- 目標設定が妥当か
- 技術はあるか、なければどこから調達するのか
- その目標を実現するためのリソースはそろっているか(人・もの・金)
- マーケットは十分にあるのか
- 競合対策
- 組織上問題になっていくことはあるか
- 政府もしくは法律上の問題