どの教科からはじめるか
どの教科からはじめるか1
ヘリオット ワットのMBAコースを卒業するためには7つの必須教科と2つの選択教科で、テストに合格することが要件となります。
7つの必須教科とは以下になります。
- Accounting
- Economics
- Finance
- Marketing
- Organisational Behaviour
- Project Management
- Strategic Planning
ヘリオット ワットの特徴の一つにモジュール制があります。他の大学ではそれぞれのモジュールではなく以下のような流れになります。
MBAコースに対して入学→お金を払う→必要なコースを受講する→卒業
しかしヘリオット ワットでは、以下のようになります。
一つのコースに対して申し込み→そのコースの分だけお金を払う→試験を受ける
上記を9教科について繰返したらMBA卒業となります。
一教科目を選んで相性がよければ、次の教科に進もうという気にもなりますが、もし内容が難しい、英語が分からない、勉強時間が取れないとなりますと、いきなり一つ目で挫折といったことにもなりかねません。
個人的には一つ目の教科の選択はかなり重要と考えます。一つの教科を終える頃には勉強のペース、英語力(Reading, Writing)、内容の捉え方などが理解でき、2つ目以降に応用が効きます。
しかし一教科目で大体のペースがつかめないとやる気もわかず、結局そのまま終わってしまいます。
一教科目では内容としてはあまり難しい科目は選ばずにまずは雰囲気になれることが重要です。
次に各教科の特徴を考えてみます。
各教科の特徴はとりあえず以下の観点からみてみます。
・分量
分量は勉強する量を示します、基本的に分量が多ければ覚えることも多くなりますし、時間もかかります。これは教科書のページ数で評価します。
・範囲の広さ
分量が多くても同じような内容でしたら、前の章で勉強した内容で応用が利きますし、全体の構造も捉えやすくなります。これは章の多さと主観で評価してみます。
・専門用語
教科書は英語ですので、ここでは基本的な英語力があると仮定します。しかし分野によっては専門用語があり、新たに覚える必要があります。
・数学
数学というよりは計算としたほうがよいかもしれません。それほど難しい計算問題はありません。高校性1年程度の理解があれば十分だとおもいます。ただ教科により計算問題が主体のテストがあります(その分英語力にはなやまされずにすみます)。これは主観で評価します。