IELTS

MBAコースの入学資格の一つに英語能力があります。英国系の国(英国、オーストラリア、ニュージーランドなど)では、IELTSの一定のレベルを入学資格としているところが多いようです。

大体はIELTSのバンド6〜6.5を入学資格としているところが多いようですが、必ずしもこのレベルは必須というわけではなく、例えば、一定期間英語圏に住んでいるなどしていれば免除されたり、入学してからの英語力の伸びに期待するなど、多少レベルが足りなくても要交渉のようです。

ではこのIELTSとは何でしょうか。

IELTS(International English Language Testing System)は英語力を判断するために主に英国圏で使われているテストですが、2つのコース、アカデミックとジェネラル・トレーニングに分かれます。大学進学のために試験を受ける方はアカデミックを受け、ビジネスなどに使う方はジェネラルトレーニングを受けます。

IELTSの試験はListening, Reading, Writing, Speakingの4つに分かれていて、アカデミックとジェネラルトレーニングはReadingとWritingのモジュールで異なった試験問題がでてくるようです。

私が受けたのはすでに6年前になり、試験内容もずいぶん変わっているのではないかと考えられますが、Listening, Readingについては通常のマークシートに近かった記憶があります。
しかしWritingはグラフをみてA4一枚程度のエッセイを書く問題であり、かなり苦労しました。またSpeakingも15分程度の面接であり、こちらもすでに一日の試験の後で疲れた頭にはかなりこたえました。

英語の試験にはいろいろあり、どれがよいということはいえないと思いますが、今後英語の大学進学(通学、通信を問わず)を受けようかなというかたは一回腕試しでIELTSで英語力を測ってもよいかもしれません。

British Council
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IELTSのハンドブック