はじめての海外通信教育

海外の通信教育を始めるするときには、私が感じていた不安について考えてみます。

・英語
海外でこれまでに教育を受けた経験がなければ、自分の英語力がどれくらい通用するのか、せっかく入学したはいいけど、テキストを読むのに時間がかかる、エッセイをかけない、オンラインでの会話についていけないといった不安があるのではないでしょうか。

・継続
これは海外の通信教育にかぎりません。しかし国内の通信教育を継続するよりもいくつかの点で難しいところがあります。
= まわりに相談できる相手がいるか
日本語の教育であれば、国内の掲示板やそれを通したオフラインのミーティングでモチベーションの確保が取れやすい。
= 費用
通常の通信教育に比べると、海外大学院の通信教育は費用が高い。
= モチベーションの維持
いい面でもあるのですが、勉強するペースは自分で作っていく必要があります。

・海外教育に対する不安
海外の教育を受けるというのが初めてでしたので、先生は親切だろうか、日本の教育と違った文化はあるのだろうかという不安です。

結果として、私の場合には以下のように大学院に入る道筋をつけました。

・英語の通信教育の受講
イギリスの大学では英語の通信教育を提供しているところがあります。この通信教育は単にテキストを読んで問題を解くといった形式ではなく、大学入学のための準備コースのようなもので、情報をどのように調べるか、メモをどのように作るか、エッセイのまとめ方などを学びます。オンラインでの質問もできますし、受講の間に3回ほどエッセイの提出があります。
このコースを通して、海外の通信教育の経験、英語に対する不安などが解消できました。料金も大学院に比べればまったく安かった(確か日本円で3〜4万円ほど)ので、続かない場合にもそれほど財布に対するダメージが低かったのです。

・ヘリオットワットでモジュールを一つだけ受ける
通信の大学院プログラムは様々な大学から提供されています。しかしそれらは100万円単位で支払うところが多く、続けられるか不安でした。ヘリオットワットではモジュール単位で支払いをすればよかったので、まず一つだけモジュールを受けてみて続けられそうであれば、次に進むというステップが取れました。

上記は私の経験ですので、その人の状況によって進め方は異なると思います。大学院を受ける際の不安の解消の手助けになれば幸いです。